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一人称とかそんなお話

  • 執筆者の写真: 亜結太
    亜結太
  • 2021年7月11日
  • 読了時間: 4分

毎日あっついですねー…

まだ7月なのに、8月とかどうなるんでしょう…

皆様もどうぞご自愛ください…


で、一人称ですよ…(脈絡なし)


自分は、文中自分のことを指すのに「自分」っていうんですが(ややこしいな)、まあちょっとかしこまったりビジネスメールだったりすると「当方」って表記します。

というのも、「私」「僕」「俺」って、なんか性別とかキャラとか限定されてるイメージじゃないですか?

比較的「私」は幅広いオールラウンダーって感じですが、でもやっぱり「女性的」「上品」みたいなイメージが大きくて、ついて回りますよね…?


物語の登場人物のキャラづけにも、一人称をどうするかというのはかなり大きな検討事項です。

受け取り側の方々にとっても、萌えポイントと言いますか、例えば一人称「私」の男性がイイ、とかはあると思います。

少なくとも自分は、自分自身のことをどう言い表すのかというのは、そのキャラの大きな一部分を担っていると言っても過言ではないのでは?と感じています。


少し前に、女のコ(ティーンエージャーくらいまでの)が自分のことを指すのに、「うち」って言うコが多いのは何故か?って内容の記事を目にしました。(読まれた方いらっしゃるかな…?)

男のコの場合、そのくらいの年齢でも違和感なく使える「僕」「俺」っていう言葉があるけど、同世代の女のコにとっては、「私(わたし)」というのは大人びているし、砕けた言い方で「あたし」とも言い表せるけども小学生くらいの女のコには少しスレたイメージ(個人的見解でしょうが)でそぐわなくて、適当な言葉がない。

なので、「うち」と表現する、っていう内容だった…はず…(うろ覚え)

何より、「私」などと言い表さないのは本人が「じゃない」と感じているからで、自分もその頃を思い起こすと確かに「うち」って言ってたなー、と、頷きながら記事を拝読しました。

その年頃で、自分が「女性」であることを意識したくなかった、というのもあるかもしれません。

いや、そこが大きいのかな…?


でも、「僕」「俺」イコール「男性」は共通認識でしょうが、「私」イコール「女性」ではないんですよね。

(最近は女のコでも「僕」「俺」を使う方はいらっしゃいますが、何かしらのこだわりやご自身なりのキャラづけ、事情などあるんだろうな、と、自分は理解しています)

ですが、外国語だと、例えば英語は一人称「I(アイ)」のみ。性別関係なく。

イタリア語も「Io(イオ)」。こちらの国は名詞には男性名詞、女性名詞がある(語尾で分かれる)のに、一人称は性別関係なしです。

その他の国も、ほぼ一人称は性別関係なくひとつの単語だけだったと思います。(違ってたらごめんなさい)

日本はそれだけ、あるひとつの概念や事象などを表すのに多様な言葉がある、といった、言語表現において豊かな国だ、と言えるのだとは思います。


ちょっと話が逸れました。

自分が自分のことを何故「自分」というのか、を考えてみた、というお話ですが、文頭に挙げたように、自分自身のキャラづけを自分でする、ということに抵抗があるのだと思います。

どちらかというと、教室の隅でクラスメイトの動向を俯瞰で眺めている立場でいたい…というところがあってですね…(話しかけられると喜びますが)自分から表に出たいとは思わないので…


ということで、自分のことを自分という自分(ややこしいな)を、今後ともどうぞよろしくお願いします…


あ、余談ですが…

先日の収録立ち会いに参加させていただいた時、キャスト様がどのシーンでも「僕」を「ぼ↑く↓」と発音されることにちょっと驚きましてね…

自分は普段「ぼ↓く↑」を聴き慣れている地方住みなので、とっても新鮮で、と同時に、自分が普段標準のイントネーションだと思っていることも本当は違うんじゃないか…と不安になってしまいました…

「ぼく」のイントネーションだけでなく、その日の自分の話し言葉のイントネーションすらちょいちょい他の参加者の方々とは違う…って気づくたびに…ああ…と………ああ……(色々思い出した)


……だからどうってことでもないんですが、イントネーションに関しては自分はディレクションは控えたほうがいい…ということですかね…


…ここまでお読みくださいましてありがとうございます!

ではでは、またの機会に。ciaociao!


20210711 亜結太

#雑記 #日記 #一人称 #キャラクター #収録立会 #言語 #外国語 #性別 

#イントネーション 


先日いただいたバースデーケーキをあげておきます

 
 
 

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