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  • 執筆者の写真亜結太

年明け近況とちょっと気になる話題

お立ち寄りくださいましてありがとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


さて、年が明けて1か月が経とうとしています。

世間的なお話は割愛させていただきますが、個人的にもかなーりいろいろありまして……

やっと……なんとか……落ち着いたかしら……って感じでしょうか……

いやまだ通常運転には戻れてないんですが……

徐々に……調子を……取り戻していこうかなと……はい。

頑張ります。


さてさて、気になる話題といいますのが……

コミックが原作の実写ドラマ化で、ちょっと問題が露呈したってやつですね。

ドラマの脚本を担当された方のインスタで不用意な発言されてることが発端かな、と

個人的には受け取ってますが。

「自分が担当したのは1~8話まで。9、10話は脚本も書きたいという原作者たっての要望で」「過去に経験したことのない事態」「残念ながら急きょ協力」などネガティブなワードをちりばめ、まるで原作の漫画家さんの我儘でこうなったんだ、とでも言いたげな、個人的には気分の悪い内容でした。


この脚本家の方は、以前から原作クラッシャーと異名(?)をつけられてしまうほどの経歴の持ち主なので、ご存じの方はああ……と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

脚本家の発信を受けて、原作漫画家の方も担当出版社と話し合って漫画家の方のXアカウントでことの経緯を説明されたのですが、今はもう削除されてますね(自分はちょうど拝読することが出来ました)。

自分が覚えている限りでは、原作者側の言い分として

・ドラマ化の際の契約条件として、原作に忠実に仕上げることを念押ししていたこと

・原作もまだ完結していないので脚本を確認していたけれど、「忠実であること」が守られていない脚本が上がってくることが続き、終盤に近付くにつれて原作の肝の部分がないがしろにされていたり、ベリーダンスに関して誤った認識の下で書かれていたりと目に余るものだったので堪忍袋の緒が切れて(原作者の自分に)書かせてくださいと申し出たこと

・制作期間中も、脚本家の方とは直接お会いしてお話しすることが出来なかったこと

・ドラマ脚本という慣れない分野での執筆だったので、力不足でドラマの出来に影響してしまったことは申し訳なく思っていること

……といったことでしょうか。


現在漫画家の方のXでは、多分削除の理由だと思うのですが「攻撃したかったわけじゃなくて ごめんなさい」とpostされてます。

脚本家の方のインスタ発言がかなり誤解を招くような言い方だったので、キチンと釈明しようということで、出版社とも話し合って……という、真っ当な手続きでの発信だったはずです。

個人的にもこちらの漫画家さんの作品は以前から好きで、もちろん今回話題になっている原作コミックも楽しみに連載読んでます。

ですがドラマの方は観てません。単純にドラマ化した方の作品に興味なかったからですけど。

前述のように、漫画家さんからの発信は真っ当な手続きの上で慎重になされているのに対して、脚本家の方のインスタは、ドラマの出来に関して周りにいろいろ言われたから(感情に任せて)安易に言い返したってだけのような感じで、この方の個人的な言葉でしかないという印象です。

騒がれてるのをご存じなはずなのに、なんでこっちのインスタは削除してないんだ?という疑問と、原作者と比較して脚本家の方の図太さを感じました。

まあ自分も原作漫画家さんの方に肩入れしてるからなんでしょうけど。

脚本家の方のインスタでは、

「今回のことはドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています」

「どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように」

……なんか、すごく他人事で被害者ぶってる物言いだなあと。

「存在意義」って、ドラマ終盤で脚本家の自分がないがしろにされたとでも思ってるんでしょうか。

それ以前に、わが身を振り返って欲しいんですが、原作者が悲しみ憤るような脚本を書いて寄越す脚本家の方こそ原作に対するリスペクトがないんじゃないでしょうか。

このドラマ制作にあたって、この脚本家の方にどれほどの責任、決定権があったのかはわかりません。

制作のお偉いさん方に、「その方向で」とGOが出されたからそれに従って……ということだったのかもしれません。

だとしても、脚本家の方は、自分にも非があることは全く認めていないようですし、そもそも自分が間違ってるかもしれないなんてことは思いもしていないようなのが、このインスタの投稿内容で見受けられます。

自分じゃない他人のせいでこうなったんだ、と言いたいだけのような内容に、個人的にムカついてます。

まだまだツッコミどころ満載で、感情的には言いたいことはたくさんあるのですが、それはちょっと置いときます。


個人的な意見ですが、もし自分の名前で世に出した作品(小説等)の実写ドラマ化、もしくは映画化などの打診をいただいたとしたならば……

(そんなことある?いやこの先無いとも言い切れん!まあまあifだから……)

自分だったら、タイトルを若干変えて欲しいっていう提案をしますかね……

原作とは別物だっていうことを、視聴者の方々にも明確に認識してもらうために。

もちろん、原作に忠実に、っていう条件は盛り込んでもらった上で。

それでも今回のようなことが起こり得るのだから、他にいくつか予防線は張っておきたいですね。

原作を楽しんでくださってる方々のために。

なるべく期待を裏切ってしまうような事態が起こらないように。


今回のことは、そもそも「原作に忠実に」という契約条項を守ってもらえなかったことによるものでしょう。

脚本家の方の判断で原作から逸れたものが書き上げられたとしても、他のスタッフが阻止することはできなかったのでしょうか。誰か脚本をチェックする役割の方はいなかったのでしょうか。

もしもそのチェックを原作者に委ねていたのだとしたらおかしな話ですが。

契約内容になければ、原作者がドラマ制作にがっつり関わることはないはずですし、そんな作業が発生することがおかしいということです。


そして、原作者の漫画家さんと脚本家の方との意識のすり合わせが出来ていなかったというところも問題だったと思います。

原作を読んでも受け取り方は人それぞれですので、「原作に忠実に」を実行するのであれば、原作者の意向、この作品で一番言いたかったこと、大切にしている部分をきちんとご本人にヒアリングするべきだったのではと感じました。

「直接お話をすることが叶わなかった」と原作漫画家さんがおっしゃっていたところに、漫画家さんの悔しさがにじみ出ているように思います。


所詮エンタメだから、内容はどうあれ売れればいい、出来るだけ多くの人目を引ければいい、と流してしまう考え方もあるとは思いますが、モノを作るという立場からすると、自分の作品を雑に取り扱われてしまうのはとても悲しく、寂しいことです。

なので、このお話を目にしたとき、どうしても原作漫画家さん側の気持ちになってしまいました。


……とりとめのない話になってしまうので、この辺でおしまいにしておきます。

自分的には、視聴者側からすると原作とその映像化(実写もアニメも)は別物だと思って鑑賞しています。

まあ比べてしまうのは仕方ないですが、違うのは当たり前という前提のもとで楽しむといいますか。

楽しめたらその作品はよかったということになるのでは、って感じで。

ですがそうではない方々もいらっしゃるので、制作側も原作者さんも、神経すり減らしてしまうのでしょう。


長文、駄文失礼しました。

ここまでお読みくださいまして……本当にありがとうございます……

それではまた。


2024.01.30 亜結太



野菜たっぷり皿うどん


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